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風神の門 [風神の門]

このほど「風神の門」のDVD-BOX第壱集を購入。
1980年にNHKで放送された司馬遼太郎原作のドラマです。
全23話と長さも膨大だし、記憶を美化してしまうこともあるから、今見て画質が劣化していたり貧弱だったらどうしようとためらっていたのだけど、思い切って買って良かった。
一話ずつ見ているところだけれど、画質もきれいだし、面白さは全然色あせておらず大満足。
司馬遼太郎原作のドラマ化については基本的には原作尊重してほしいほうだけど、「風神の門」に限っては大幅に設定を変えているにもかかわらずドラマのほうが好き。
ドラマ→原作の順に見たせいもあるけれど、とにかくキャラクターが活き活きとして魅力にあふれている。
ひたすら屈託がなくて爽やかで、でも決してお人好しではない霧隠れ才蔵(三浦浩一)、暗い生い立ちを背負った獅子王院(磯部勉)、凛とした隠岐殿(多岐川裕美)、天然キャラの元祖みたいな無邪気な大納言の姫青子(樋口可南子)、猿飛佐助(渡辺篤史)も忘れちゃいけない。
徳川の間者で才蔵に恋をするお国(小野みゆき)は少々台詞の拙さは否めなかったけど、憂いのある表情、くの一らしい身のこなしは良かったし、一生懸命さが伝わってきて好感が持てた。
一生懸命ならなんでも許せるわけではないけど、この時の小野みゆきの懸命さは許そうと思わせるに足るものだったので。

本放送の時からずっと青子がお気に入りのキャラクターなのだけど、天然のキャラクターって、往々にしてネジが一本抜けている部分のみを強調されてしまうことが多い。でも、この青子の無邪気さには「深窓の姫」の気品もしっかり感じられたのが良かったです。
で、主人公の霧隠れ才蔵も含めて他の登場人物はかなり原作とは変わっているのだけど、青子の設定はほぼ原作どおりなのも良かったところ。、
脚本は金子成人で、去年の大河ドラマ「義経」を書いた人。
「義経」には不満たらたらで途中で見るのをやめてしまったけれど、同じ脚本家でこうも違うのがなんだか不思議なくらいです。作品が違うっていえばそれまでだけど。

才蔵役の三浦浩一も獅子王院役の磯部勉も、放送がスタートした時点ではテレビではなじみのない人たちで、それをいきなり主役に据えるなんて今考えても相当斬新な配役だった。
NHKは今も昔も思い切ったキャスティングをすることがあるけれど、「風神の門」は、その思い切ったキャスティングが大成功した例で、成功させるためのポイントをしっかりおさえていたんだなと思う。
主人公の演技や役作りが新鮮だっただけでなく、それを生かすために配慮をしていた。他のキャラクターとのバランスとかいろいろ。
「斬新な配役」が失敗する時って、そういう配慮を怠るからなんじゃないかと思う。

去年スカパーで放送したらしいけど、どうせなら地上波でやってほしい。
DVD-BOXの第弐集も買うつもりだけど、できるだけ多くの人に見てほしいドラマだから。

以下で「風神の門」について語りまくってます。
http://planet-b612.air-nifty.com/map/2006/04/post_5713.html
http://planet-b612.air-nifty.com/map/2006/04/post_cfbe.html
http://planet-b612.air-nifty.com/map/2006/04/post_d0d9.html
http://planet-b612.air-nifty.com/map/2006/05/post_b91b.html
http://planet-b612.air-nifty.com/map/2006/05/post_2205.html
http://planet-b612.air-nifty.com/map/2006/05/post_4509.html

風神の門 第壱集

風神の門 第壱集

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/10/21
  • メディア: DVD


風神の門 第弐集

風神の門 第弐集

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2005/12/22
  • メディア: DVD


風神の門 (上)

風神の門 (上)

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1987/12
  • メディア: 文庫


風神の門 (下)

風神の門 (下)

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1987/12
  • メディア: 文庫


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